ベネツィアに行ってムラノ島に行くと様々なガラス工場で「マエストロ」と呼ばれる熟練の職人達のデモンストレーションを見ることができます。そのデモンストレーションで一番多く見られるのが、下のような小さな「馬」の置物の製作です(ちなみにこういう「馬」の置物は、町中では500〜1000円程で売っています)。

(1)
溶けたガラスを鉄の竿の先に丸く巻き付けたものから、大きなピンセット状の工具を使って「馬」の耳と顔になる部分を引っ張り出します。

(2)
ピンセットを使って、耳と顔の形を整えていきます。


(3)
重力を使って、「馬」の首になる部分を引っ張り出します。


(4)
「馬」の首になる部分が引っ張り出されました。


(5)
「馬」の首になる部分のガラスの一部を、ピンセットで挟みながら「たてがみ」を作っていきます。

(6)
マエストロと呼ばれる熟練の職人達は、この「たてがみ」の部分を2秒程で作ってしまいます。

(7)
「たてがみ」が完成しました。



(8)
今度は「馬」の前足になる部分を、2本引っ張り出します。


(9)
2本の前足の形を、ガラスが冷めて固くなる前に整えます。


(10)
今度は「馬」の後足になる部分を、2本引っ張り出します。


(11)
後足になる部分を、2本引っ張り出しました。


(12)
2本の後足の形を、ガラスが冷めて固くなる前に整えます。


(13)
全体のバランスを一度ここで整えてから、今度は「尾」の部分の作成に取りかかります。

(14)
馬を台の上に横たわらせてから、鉄の竿とガラスが付いている部分をペンチ状の工具で挟み、ガラスと一緒に鉄の竿を引っ張ります。

(15)
ペンチ状の工具で挟みながら、「尾」の形を整えていきます。


(16)
馬を鉄の竿から切り離して、「尾」の形を整えます。


(17)
全体の形を整えながら、ガラスが冷めて固まるのを待ちます。


(18)
「馬」の置物の完成です。